天然素材の外壁だから長く安心安全に住める家づくりが可能です。

無添加住宅の外壁「しっくい塗り炭化コルクウォール」は炭化コルクとしっくいの持つ優れた特性の相乗効果で従来の壁の概念を変える画期的な工法です。優れた断熱性能はもちろんですが、特に防火性能の面で30分防火構造・45分準耐火構造という国土交通省の厳しい認定を取得しています。
その他、天然素材ならではの機能で家にも、健康にも、地球環境にも優しい性能を発揮します。
無添加住宅は「しっくい塗り炭化コルクウォール」で家の財産価値を失わず安心安全に住むことができ、未来のこどもたちに負担を残さない家づくりをご提案いたします。

炭化コルク
炭化コルク
炭化コルク施工
炭化コルク施工風景

効能

火に強い

炭化コルクとしっくいの不燃材でWの耐火構造を実現。
30分防火構造認定(外壁・外断熱仕様)
45分準耐火構造認定(外壁・外断熱仕様)

長寿命

無機質なしっくいの特性と施工後の硬化性が長期の耐久性を維持。

シンプルな構造

素材に通気性があるので通気工法のような複雑な構造が不要。シンプルで不具合のない構造を実現。

エコロジー

化学接着剤を使用しない安全性。産業廃棄物にならないエコロジーな天然素材。

結露抑制

サイディングや合板等の化学建材にはない、天然素材ならではの優れた通湿・通気性で内部結露を抑制。

空気浄化

炭化コルクで建物全体を包む、言わば炭の家。

短期メンテナンス不要

長い年月をかけて耐久性を増すしっくい。サイディングのようにコーキングの劣化もないので短期間でのメンテナンスは必要なし。

雨漏りがない

目地のないしっくい塗りと無添加住宅独自のサッシ水切り工法で高い耐水性能を実現。

炭化コルク×しっくいの効果

炭化コルクの効果

●グラスウール並みの高い断熱力。
●天然素材ならではの自己吸放湿の特性により、結露の発生を抑制。
●炭なので腐敗しにくい性質。
●炭の力でホルムアルデヒドやアンモニアを吸収。空気を浄化。
●蒸し焼きにする製造工程で、自らの樹液で固まる、化学接着剤を使用しない安全性。
●ぜんそくやアトピーの原因となるダニに対し、高い忌避効果を発揮。

しっくいの効果

●化学接着剤を使用しない安全な塗装剤。
●無機質の不燃材で万一の火災時にも有毒ガスの発生がない。
●多孔性で通湿性があり結露を抑制。
●二酸化炭素を吸収し、元の石灰岩と同じ炭酸カルシウムに戻り、耐久性のある堅牢な壁になります。
●多様な表面仕上げや色彩表現ができるデザイン性。
●しっくいの結晶が陽射しを反射し、涼しい室内を実現。

しっくい塗り炭化ウォール Q&A

従来の外壁(サイディング等)とどこが違うのですか?

例えば、一つは壁体内結露が発生しにくいと言うことです。今の住宅は高気密、高断熱で外と内の温度差が大きくなり、壁の中に結露が発生してしまいます。
外はサイディング、内はビニールクロス。これでは通気性もなく、湿気の逃げ場がないので構造用合板が腐ってしまい耐震強度もなくなってしまいます。
この対策としてできたのが通気工法ですが、逆に冷気や暖気を呼び込み壁と室内の温度差を大きくし、結露の発生を促してしまいます。
しっくい塗り炭化コルクウォールにはサイディングや合板にはない天然素材ならではの通湿・通気性があり通気工法も必要ありません。

雨漏りは大丈夫ですか?

知っていますか?従来の外壁(サイディング等)では新築しても10年経てば補修しなければいけないのです。たった10年で⁉と思われるかもしれませんが、本当なのです。
ではなぜ補修しないといけないのでしょうか?
それはサイディング板を接合するシーリング(コーキング)が10年でダメになるからです。
なんだシーリングぐらい、と侮ってはいけません。
そのまま放っておくとシールが破れてそこから水が入って構造材が腐り、家の寿命があっという間に短くなってしまうのです。シーリングに寿命が来ると次に外壁のサッシまわりからも水が浸入してきます。サッシは防水テープで施工されていますが、劣化した防水テープの交差する一点の隙間から、毛細管現象で壁体内に水が浸入するのです。外は合板にサイディング、中はビニールクロス、これでは壁の中に侵入した水が抜けるところがありません。
しっくい塗り炭化コルクウォールは一般の外壁の様に複雑な構造ではなく、炭化コルクにしっくい塗りというシンプルな構造。サイディングのように目地もなく、施工もしやすいので、不具合の発生の心配もありません。また、サッシまわりには当社が開発した画期的なシステムを採用(サッシ用水切りシステム)。万が一侵入した水も外へ排出するので安心です。

サッシまわりの防水が保たれる画期的なシステム(特許取得)

現在のサッシまわり(窓まわり)の雨水侵入防止はサッシと防水紙を粘着性のある防水テープで止水するのが通例です。しかし、防水テープもいずれは劣化します。また、防水テープの付着が十分でないと窓まわりから雨漏りを起こすことがあります。特に庇のない現代風の住まいならなおさらです。そこで、わたしたちはサッシまわりから侵入する水を外は排出する画期的なシステム(サッシ用水切り)を開発しました。

天然素材の炭化コルクとしっくいには、どうして防火性があるのですか?

炭化コルクはおよそ800度の高温の釜で蒸焼きにして作っているので、発火温度は高く、耐火性があります。炭になっている材料なので炎を出して燃え広がることはありません。しっくいは非常に防火性が高く、建築基準法第2条第9号において不燃材料に認定されています。万一の火災時にも合板やサイディングのようにダイオキシンなどの有害なガスが発生せず延焼を防ぎます。この特性は昔の城壁や土蔵にも活かされました。上記の特性の相乗効果を活かした無添加住宅の「しっくい塗り炭化コルクウォール」は準耐火仕様の国土交通大臣認定を取得しています。

10年後、30年後…メンテナンスが大変なのでは?

一般の壁(サイディング等)は10年前後で目地のコーキングが劣化し、15年目ぐらいには目地を打ち直さなければなりません。そのまま放っておくと内部に水が浸入して内部構造を侵してしまいかねません。このコーキングを打ち直すのに足場を組むなどして、その費用は150万円を超えることはざらでしょう。
そして、30年後にはサイディング自体が劣化し張り替えなければいけなくなります。それには多額の費用がかかり、いっそうのこと建て替えてしまえ、となるのです。その点しっくい塗りは目地がないのでそのメンテナンスの必要がありません。しかも、しっくいは施工後、長い年月を経て徐々に耐久性を増していきます。それは二酸化炭素と反応して元の石灰岩の成分に戻る性質を持っているからです。しかし、年数が経ってどうしても汚れが気になる方はしっくいを上塗りするだけで良いのです。ヨーロッパではしっくいを塗り重ねて何百年も持たせている古い家が数多くあります。