くらし.ismがご提案させていただく自然素材。
工業化建材は年月とともに劣化していきますが、自然素材は風合いのある美しさが増し、ずっと愛着を持って接することができます。
健康に暮らすために選ぶ自然の素材は生きて呼吸しています。
それらの特性を理解して接していただいた上で日常のお手入れをしていただくことでより美しさは増し、愛着が湧くと思います。

自然素材の特性

【床鳴り・隙間の可能性】【色ムラがあること】【色の変化】 

無垢材のフローリングは湿気や乾燥により伸縮いたしますので、床鳴りする場合がございます。
また、湿度の低い季節には多少の隙間が空くことがございます。
天然の木材ですので色や柄の違いや多少の色ムラがあったり、さらに使い込むことや陽に当たる部分が焼けて色が変わることもございます。
この変化こそが風合いを楽しむということだと思います。

【しっくいと木材の隙間】

しっくいと木材の間には必ずと言っていいほど隙間ができます。これは無垢の木材が縮んだことによるものです。壁全体が剥がれ落ちることはありませんのでご安心ください。

【しっくいの限度と除湿】

しっくいは湿気を吸湿しますが、保水能力を超えた場合は結露してしまいます。
室内での加湿器の多用はお控えいただきたく思います。特に引き渡しの季節によっては、しっくいの中の水分が完全に放出していない場合がございます。その際は十分な除湿をお願いいたします。

【しっくいの味わいと汚れ】

しっくいの壁は10年以上経過すると味わいが出てくるとともに、場所によっては汚れが目立ってくる場合もございます。

【虫の可能性】

天然素材の無垢の木にはまれに虫が発生する場合がございます。

キクイムシ・シバンムシ

これらは木に発生する虫です。このような虫はホウ酸水を注入して対応いたします。

チャタテムシ

薬剤に弱い虫です。人に害を及ぼすことはありません。こまめに掃除と除湿をすることで対応していただくことができます。
しっくいが乾燥していない時などに発生いたします。大量に発生した場合はアルコールでその場所を清掃していただくと良いでしょう。

シミ

薬剤に非常に弱い虫です。埃などを食べる益虫とされています。こまめな掃除や古いダンボールなどを片付けると発生しにくくなります。

住み始めの際のポイント

自然素材とともに暮らし始める際にはいくつかのポイントがございます。

しっくい

  • 工事完了直後の無添加しっくいは多量の水分を含んでおります。水分の蒸発による気化熱で寒く感じられることもございます。
  • 新築時から半年以上結露が発生しやすくなります。地域や季節によって除湿や乾燥にはご注意くださいませ。完全乾燥するまでは約1年かかります。天気の良い日は窓を開け、換気を行っていただきますようお願いいたします。湿度が70%を超えている際には除湿をお願いいたします。
  • 過度な加湿器の使用は控えていただきますようお願いしております。しっくいはかなりの吸湿機能を持っております。そのため、加湿器を使用するほど水を吸収しカビの原因となってしまいます。またそのカビの菌糸を食生するチャタテムシが発生する原因にもなってしまいます。この虫は上記でもお伝えいたしました通り、人体に影響はございません。大きさは0.5㎜くらいです。時に大量発生するので、湿度過剰には注意が必要です。
    ※一般的に湿度は50~60%が理想と言われています。湿度のチェックをこまめにしてください。

無垢フローリング

無垢の材料は当初、季節により収縮しますので、1年ほどは経過をみての対応をお願いしております。

お手入れについて

外壁のしっくい壁、内部しっくい壁、無垢フローリングのお手入れ方法についてご説明させていただきます。

外壁しっくい
外壁しっくい
しっくい手形
内部しっくい壁
無垢フローリング
無垢フローリング

外壁しっくい壁の汚れ

しっくい壁の小さな亀裂(肌割れ)は構造上問題ございません。

庇が短く、外壁などの雨が当たる部分では黒い汚れがつくことがございます。この黒い汚れは空気中の排気ガスや埃などが雨に運ばれて、しっくいの表面に蓄積したものや虫の糞、鳥の糞、またはそれらが養分となりカビ化したものです。
汚れが壁に付いてから早い段階であれば、水を掛けるだけで落ちたり、また軽くブラシやタワシ等で擦るだけで落ちます。種類としては、車のタイヤを洗うような大きなブラシ、亀の子タワシ、金タワシ、裏に硬い部分が付いているキッチン用スポンジ、メラミンフォームなどで擦れます。
また、家庭用高圧洗浄機による洗浄も効果的です。高圧洗浄機はブラシやタワシ等より目の細かい汚れに対して効果がございます。水圧が強すぎるとしっくいが剥離してしまいますので、初めは「強」にせず、「弱」から様子を見ながら洗浄していただきますようお願いいたします。
「強・弱」の操作ができない機種は吹き付ける距離でしっくい壁に当てる水圧を調整してみてください。
カビの汚れが落ちにくい場合は、キッチンハイターなど塩素系漂白剤を使用することも可能でございます。泡が出るタイプのカビキラーでピンポイントに吹き付け、数分後に擦るとより落ちにくいものも落とすことができます。ただ、これらに含まれる塩素は人体に大変有害な物質ですので、使用は最低限にしていただきたく思います。また使用する際には手袋、マスク、防護眼鏡などを利用し、ブラシなどで擦って汚れを落とすようにしてください。
また、クエン酸5%の水溶液を作り、スプレーで吹き付けるとクエン酸がしっくいの表面を少し溶かして、汚れも一緒に洗い流すことができます。洗浄後は水道水で酸を十分に洗い流してください。クエン酸洗浄はしっくいを塗ってから1年以上経過してからご使用してください。大きな面が汚れてきた場合は、一面をしっくいで上塗りするのがおススメでございます。また、上塗り後には表面保護剤として「シックイバリア450」に塗布をおススメしております。
※「シックイバリア450」とは、無添加住宅のしっくいを強化し、汚れ防止効果を発揮させる無添加住宅開発の製品。有機溶剤を一切使わず、無機質素材のみでできているのでシックハウス症候群の方はもちろんのこと、化学物質過敏症の方にも安心してお使いいただくことができます。

内部しっくい壁

  • しっくい壁の小さな亀裂(肌割れ)や入隅と呼ばれる壁のコーナーの割れは構造上問題ございませんのでご容赦くださいませ。また、木枠・サッシまわりとしっくいの間の隙間も全く問題ございません。
  • 鉛筆での落書きは消しゴムで落とすことができます。
  • ボールペンなどは程度の応じてサンドペーパー(320~400番台)またはカッターナイフなどで削り落とすこともできます。サンドペーパーを使用した場合、擦った面がツルツルになってしまうので注意してください。多少であればカッターナイフでピンポイントに削った方が目立ちにくいかもしれません。
  • クレヨンでの落書きはある程度石鹸とブラシで擦り洗いをして、残った汚れはサンドペーパーで擦って落としてください。
  • 照明のスイッチまわりの手垢等の汚れは消しゴムで落とすことができます。
  • 鞄や家具などが壁の角に当たって欠けてしまった際には補修することができます。欠けた部分が残っている場合は、ふのりでくっつけることできます。塗りなおす場合はしっくいを用意して、割りばしやビニール手袋をした指で補修してください。
    ※くらし.ismに連絡をいただきましたら、補修用しっくいをご用意させていただきます。

無垢フローリング

日常は掃除機をかけるだけで十分でございます。住まい方や家族構成にもよりますが、2年くらい経つと人の足裏の脂と歩く摩擦によって、表面が少しずつ磨かれて光沢が出てまいります。
引き渡しさせていただいてから1~2か月の頃が、まっさらの状態から汚れやくすみが気になられる時期かと思います。新しいお住まいにお客様を招待することも多く、一時的にキレイにしたい気持ちになることもあるかと思います。
そのような際には下記の方法を順番にお試しくださいませ。

①石鹸を雑巾で泡立てて、泡をつけたまま雑巾で擦ります。この際、フローリングが水や泡でびしょ濡れになっても問題ございません。ダイニングやリビングなどでスナック菓子等が落ちてできた油シミも洗い落とすことができます。雑巾で擦ったあと、乾いた雑巾で乾拭きするだけで構いません。

②石鹸で落ちない場合は、キッチンのスポンジの硬い部分で擦ってみてください。水を少しつけてまずは軽く擦ります。いきなり強く擦ってしまうとその部分だけ汚れやくすみが取れてキレイに落ちすぎてしまい、目立ってしまいますので注意が必要です。ダイニングやキッチンまわりの水シミや椅子のゴム跡等もよく落ちます。

③メラミンフォームに水を少しつけて軽く擦っても汚れを落とすことができます。この場合もいきなり強く擦ることなく汚れを落とすことが大切です。

キズがついてしまったら

基本的にはキズがついた場所に水を含ませるだけで、木の繊維に水分が染み込み、ほとんど元に戻ります。
くらし.ismがおススメしているのは濡れたふきんを被せてアイロンをかける方法です。
魔法のように直るので驚きです。
ただ、鋭利なもので付いたキズは繊維質が切れてしまっているので元通りとなるのは難しいこともございます。