無添加住宅キッチン

木のキッチン

見ているだけでほっと和むその質感。温かくしっとりとしたやさしい手触り。ナチュラルな暮らしにぴったりの素材「木」のキッチン。手入れをすれば木目がイキイキと輝き、キズや汚れも使い込んだ味わいに!

鋳物ホーロー、真鍮やアイアンの取手、タイル、天然石の天板でこだわりのキッチンに!

米のりで接着した集成材のキャビネット

カラフルなプリント合板でつくられたキッチンは使い始めが一番キレイで、年月が経つにつれてキズや汚れが目立ち、表面は色褪せてきたり、剥がれたりしてきます。
また、キャビネットの中に接着剤から揮発する化学物質がこもり、健康にもよくありません。
無添加住宅のオリジナルキッチンは木を米のりで接着した集成材でできています。
手入れをすれば経年変化とともに味わいが出る安心で安全なキッチンです。
木の種類は身体にやさしい木種を厳選。インドネシア松とシンゴンの2種類からお選びいただくことができます。

インドネシア松

マツ科の針葉樹。中程度の硬さで柔らかな木目が特徴。色は黄白色で上品な色合い。樹脂に富み、耐水性があるので内装用材・家具材など広い用途に使用されています。特にA級品を厳選して使用しています。

インドネシア松
インドネシア松
シンゴン

マメ科の広葉樹。木質は軽く適度な柔らかさが特徴。色は淡い黄白色、木目は直通、見た目から南洋桐とも呼ばれる。自然の化学物質が大変少ないので化学物質過敏症の方にも最適。人に優しい建材です。

シンゴン
シンゴン

部屋の大きさや使い方にあわせてレイアウトも自由自在

無添加住宅のキッチンは石天板の形成やキャビネット配置の自由度が高いのでレイアウトは自由自在。部屋の大きさや家事動線、ライフスタイルに合わせてお好みのキッチンを造ることができます。

ワークトップは高級感のある天然石が標準仕様

オープンタイプのキッチンではインテリアの要素も大切です。大きな面積を占めるワークトップは高級感溢れる天然の御影石が標準仕様です。パンを捏ねたりそば打ちも楽しむことができ、お手入れも簡単。オンリーワンの贅沢なキッチンです。

  • ブルーパール(御影石):イタリア産オパールのような輝きと高級感溢れる風合い。
  • ピーチポリーノ(御影石):薄桃色の色合いが優しさを演出。白木とのコーディネートも魅力的。
  • ロイヤルパープル(御影石):無垢材の柔らかな色調とマッチするクラシカルな風合い。
  • 山西黒(御影石):シックな落ち着きのある風合いはジャパニーズモダンにもピッタリ。
  • クールーフブラウン(粘板岩):素朴で多彩な表情のブラウン。カントリースタイルにもぴったり。
  • クールーフグレー(粘板岩):マットな肌触りとシックで都会的な味わいのあるグレー。

鋳物ホーロー

鋳物ホーローとは溶かした鉄を鋳型の空間に流し込んでつくったものの表面にホーロー加工を施した素材です。ホーロー加工とは金属の表面にガラス質の釉薬(うわぐすり)を塗り高温で焼き付ける方法です。鋳物ホーローは鉄とガラスが合わさったものでそれぞれの長所が活かされています。それは鉄の錆びやすさ、ガラスのもろさ、それぞれの欠点を補っているのです。「ホーローといえば鍋」というイメージがあるかもしれませんが無添加住宅では浴槽やキッチンシンクなどの住宅設備に使用しています。ホーローは無機質なので人の身体にやさしく、日頃わたしたちが口にするもの、触るものを形作るのに最適な素材なのです。

鋳物ホーローシンク

特長

特長01:耐久性特長02:耐食性特長03:耐熱性特長04:保温性
鋳物ホーローは基礎となる素材が金属なので耐久性に優れています。また表面を覆うガラスもプラスチックなどの素材と比較すると耐久性が高いのが特長です。鋳物ホーローは塩酸、硫酸、有機酸に対して強い耐酸性や耐アルカリ性を持っていますので調味料などのシミも付きにくく永い年月を経ても変色せず、その光沢と美しさを保ちます。金属ベースをガラス質でコーティングしているホーローはさらに釉薬を何段階にも分けて、800~900℃もの高温で焼き付けているので熱に強く沸騰したお湯くらいではびくともしません。鋳物ホーローは分厚い素地かつ熱伝導率が低い性質を持つため保温性に優れています。そのためお風呂に溜めたお湯が冷めにくく、追い炊き機能を使う機会を減らせることからガス代節約にも効果的です。
無垢の木は油汚れが気になるのですが?

何も処理をしていない木には油汚れは付きます。それは自然なことです。これらは「素材の味」として受け取ってください。木は伐採される前から油をもともと含んでおり、それが乾燥や酸化により油気(あぶらけ)がなくなっていきます。そこに油が外から来れば木は喜んで油を吸います。これにより木のいたみが少なくなり長持ちするのです。ですので、汚い油が付く前に予め油を補給してやることにより、気になる油汚れは付きにくくなり、また落としやすくなります。日頃の手入れとして、水をはじかなくなったと感じた時に弊社の無添加ワックスやオリーブオイルなどを塗布してください。塗りすぎるとべたつくので磨くように薄塗りしてください。

木の素材を虫が食べにくることはないですか?

無添加住宅がご提供している木材は人にやさしいかどうかを吟味した木材を提供しています。長持ちする木はその木の中に虫を寄せ付けない成分を含んでおり、これが人によっては害を及ぼすことがあります。ですので、無添加住宅がご提供する木にはあとから虫がつくことは確かにございます。しかし、初めから虫が来ないように薬漬けになった木を使用した家具はどうでしょう?新しい家具からは気になる臭いはしませんか?何十年も虫が付かないほうが不自然ではないでしょうか?虫が付くことは実はひとつのバロメーターでもあります。例えば湿気がすぎると出てくるチャタテ虫などもそうです。このような虫が出てくれば部屋が汚れていたり、運気が悪かったりしているという警告ですのでお掃除、換気をして住環境を改善すればよいのです。しかし、そのような警告が無いのが今の新建材を使用した住まいです。お手入れが簡単である代償として健康を損なってはいるのかもしれません。

石天板は酸や油をこぼしても変色しませんか?

多少の変色はしますが、適度に色のある御影石を採用していますのであまり気になりません。しかし、こぼした後放っておかずにできるだけ早く拭き取ることをおススメします。御影石は小さな石の結晶でできています。結晶どうしの間には目に見えない隙間があり、ここに醤油やインクなどの小さな粒子が入り込むとシミになります。石が濡れると色が変わるのはそのためです。他のキッチンメーカーではこのようなことを嫌って化学物質でこの隙間をコーティングしている場合があります。しかしそこでパンを捏ねながらコーティング剤が少しずつ剥離するのは嫌ですよね。無添加住宅の石天板は全くそのような加工をしていませんので安心してお使いいただくことができます。

オール電化に対応できますか?

もちろん対抗できます。「無添加住宅」の考えではキッチンのガスコンロでダイオキシン類が発生している可能性を懸念しておりますのでオール電化は今の潮流であるとは別に健康的にも良いのではないかと考えます。

食器洗い機や浄水器はつけられますか?

ベースキャビネットの配置には制約がありませんので規格の食器洗い機を配置することも問題ありません。キッチンシンクの中にはシンクのところに穴が2つ開いているものがあり、これを利用して浄水器をスマートに取り付けることも可能です。また、石の天板に水栓取付用の穴を加工することもできますので、食器洗い機同様悩むことはありません。

真鍮(しんちゅう)

真鍮取手
洗面化粧台真鍮タオルバー

真鍮は銅と亜鉛の銅合金で別名「黄銅」とも呼ばれています。英語表記ではbrass(ブラス)。サックスやトランペットなどの管楽器に使われており、金管楽器のみの演奏団体を表す「ブラスバンド」という言葉は馴染みが深いと思います。また、身近なものでいえば「5円玉」も真鍮でできています。真鍮は腐食しにくく加工しやすいという特長があり素材自身が持つ風合いや経年変化も楽しめます。無添加住宅ではドアノブや取手などに真鍮製の商品を採用しています。

洗面化粧台

木の洗面化粧台

一日の始まりを過ごす空間。毎日を元気に爽やか過ごすために機能性と好みを兼ね備えたものを選びたい!
キャビネットは「木」。
お手入れするごとに愛着が湧きます。

シンプルで洗練された陶器の洗面ボール、こだわりの水栓、アイアンのアクセサリー、タイルで好みの空間に!

鉄(アイアン)

取手鉄製
鉄タオルバー

太古の昔より人類は鉄を使って多くの道具を作ってきました。それは現在でも同じで、鉄は私たちの生活に密着し様々な場所や用途に使われています。鉄は炭素などが含まれるため高硬度と高強度を備えた頑丈で耐久性のある素材なので建材としても多くの場面で用いられています。特に漆喰や木などのやさしい雰囲気の所にトイレットペーパーホルダーや棚受金具、取手などのアクセントとして鉄を使うとおしゃれなカフェのような空間を実現することができます。

タイル

タイルとは英語で「TILE」と書き、ラテン語のテグラ(物を覆うものという意味)を語源としています。この語源通り、建物の壁や床を覆う陶磁器製の建築材料のことを指します。タイルは粘土などの主原料を高温で焼いたもので劣化や変色・変質が少なく、熱や水にも強いお手入れのしやすい素材です。さらに多様な貼り方があり、他の仕上げ材にはない豊かなデザイン性があります。無添加住宅ではナチュラルなアースカラーやテラコッタ調のタイル、白タイル、石目・木目タイル、モザイクタイルなどを取り揃えています。

シナモングレー
ホーロー浴槽

バスルーム

鋳物ホーローの浴槽と天然石&タイルの壁面

肌に触れる滑らかさと光沢は鋳物ホーローならでは。
耐久性と美しさを兼ね備えた、本物志向の浴槽で安らぎのバスタイムをお過ごしください!

壁面は天然石&タイル

バスルームの壁面は天然石及びタイルが基本です。石は御影石やコーラルストーン(貝やサンゴの化石が入った石灰岩)、粘板岩などを使用しています。タイルは様々な色合いや風合いの磁器質タイルを使用しています。それぞれ個性豊かな表情で心からリラックスできるバスルームを表現しています。

よくある質問

洗面キャビネットは水で木が腐ったり、米のり接着部分が剥がれたりしませんか?

木は簡単には腐りません。もともと自然に生えているものなので実は水にも強いのです。洗面台として使用する分にはまず腐ることはありませんし、米のりの接着部分にも多少水がかかった程度では剥がれることはありません。常に水が浸かるようなことがなければ特に問題はありませんが、不具合の原因にもなるので、キャビネット内には濡れた物を置かないでください。
また、それでも汚れが心配な方には木部の保護のために無添加ワックスやオイルを薄く塗り、水がはじくようにお手入れをしていただくことをおススメしています。

白い陶器の洗面ボウルやホーローの浴槽は汚れが目立ちませんか?

陶器やホーローの表面は滑らかで汚れにくく、日頃の簡単なお手入れで美しさを保つことができます。しかし、表面に細かなキズが付くと水垢等が入り込み、取れにくい汚れとなってしまいますので注意が必要です。使用後は柔らかいスポンジや布で洗い流した後、残った水滴をキレイに拭き取ってください。愛着を持ってお手入れしていただくことで変色や色あせの心配もなく艶やかな透明感を楽しむことができます。

①日常のお手入れ
使い終わったら、まわりに付いた石鹸やシャンプーなどを洗い流し、柔らかなスポンジや布で水滴をしっかりと拭き取ります。細かなキズが付くようなたわしやスポンジは使用しないでください。

②汚れてしまった場合
薄めた台所用洗剤を付けた柔らかなスポンジまたは布で擦り取ってください。その後、洗剤が残らないように、よく洗い流してください。

③落ちにくい汚れの場合
中性洗剤でも落ちにくい汚れの場合は汚れを中和させて落とします。石鹸カスや水垢等のアルカリ性の汚れはクエン酸水(酸性)を使います。汚れ全体に吹き付け、そのまま10分ほど放置して、全体を柔らかいスポンジで擦って水やお湯でしっかりと洗い流してください。
油汚れや手垢等の酸性の汚れはセスキ炭酸ソーダ(アルカリ性)を使います。汚れ全体に吹き付け、そのまま10分ほど放置して、全体を柔らかいスポンジで擦って水やお湯でしっかりと洗い流してください。

④頑固な汚れの場合
クエン酸やセスキ炭酸ソーダでも落ちない場合は、クリームクレンザーを使います。柔らかいスポンジに付けて汚れを擦り落とし、洗い流してください。汚れを落とした後は表面をキレイに水洗いし、クレンザーが表面に残らないようにしてください。頑固な汚れにならないように日頃のお手入れを心掛けましょう!

※研磨剤20%と表記の物を推奨
※中性洗剤以外の漂白剤等をご使用の場合、長時間の放置は避けてください。金属部分の腐食原因となります。漂白剤のご使用後は水を良く流して排水管に洗剤が溜まらないようにしてください。

天然素材の洗面台やバスルームは高価なのでは?

ビニールやプラスチック等を用いている人工建材とは違い、無添加住宅の素材は一つ一つ本物の素材を使用して作っていますので多少値段は高くなるかもしれません。ただ、本物の素材は人工建材のような劣化はなく、日頃のお手入れを継続してさえいただければキレイな状態を保つことができます。また、洗面台は基本的に素材一つ一つが独立した形になっているのでお客様のご要望に合わせたレイアウトやデザインが可能です。

天然素材の浴室はお手入れが大変なのでは?

ユニットバスと比べると多少手間はかかると思います。日頃のお手入れとしては入浴後シャワーをかけながら柔らかいスポンジで軽く擦って湯垢を洗い流します。さらに柔らかい布で乾拭きしておくと水滴の跡が残らず、キレイになりますのでそこまで大変なものではないと思います。また、天然石やタイルなどの壁に付いた水垢や石鹸カスによる汚れは高圧洗浄機で洗い流せばキレイになります。
入浴後は換気することも重要です。

石貼り壁とホーロー浴槽の浴室は寒くないですか?

鋳物ホーロー浴槽は裏に保温材が施され、魔法瓶のような効果で浴槽の保温効果を高めています。ユニットバスのようにもっと浴室を温かくしたいと思われる方には浴室乾燥暖房機の設置をおススメしています。

浴室の石やタイルの床は滑らないでしょうか?

床には滑らない素材の石とタイルをご用意しています。石は天然石の表面をバーナーで熱して適度に摩擦感を出した「ジェットバーナー仕上げ」を、そしてタイルには滑り止め加工ありのタイルを使用しますので滑りにくくなっています。