墨出し?

建物の基準

皆さんこんにちは。匠建堂の大見です。
建築用語で「墨出し」(すみだし) という言葉をご存じでしょうか?普段の生活では聞きなれない言葉ですよね。
紙に図面の線を描くときは、「書く」ですが、その内容を実際の現場や材料の上に再現することを「墨出し」と言います。そして実際に墨を使って現場に線を引いていくことを「墨を打つ」といいます。建物を作っていく時の基準になるものです。
二人一組で墨のしみこんだ糸を引っ張り、それを弾いて線を引いていきます。片側を針で固定して一人で作業する方法もありますが、たくさん墨出しする場合は二人で作業する方が効率的です。
動画では合板の上にフローリング下地を入れる位置に墨出ししています。ビシッと墨が打てると結構快感です。

「墨出し」には「墨ツボ」という道具を使います。その中に墨汁を注入します。

墨ツボに墨汁注入します
墨ツボ

最初の例では材木の上に「墨出し」していますが、基礎を造る時など外の工事では外部でコンクリートの上に「墨出し」することもあります。

建物の基準になる墨
墨にあわせて鉄筋を組みます

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